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みんなの「舞台」ブログ


宝塚BOYS in兵庫

2007/08/05 00:34
地方公演も全部終わってるってのに、あまりにも放置しすぎなんでいい加減に感想を書けって話で。
これでホントに須賀FANだなんて大声で言っていいのか、私。

しかしまあ、以前からの須賀さんFANなら同意してくださるかと思うんですが。
最初に「宝塚」ってタイトルを見たときには、アノ人が歌ったり踊ったりするんですか?なんぞとおおいに不安に陥ったものですよ。

須賀さん演じる竹田くんは一人だけあとから入部してくる後輩役ってことで、劇中はたしかにほとんど歌い踊るシーンはなかったんだけど、最後の夢のレビューシーン!

ホントに歌ってるよ!踊ってるよ!
マトモだよ!!(←すっげえ失礼)


いやまあ、そんなんことはなくても、レビューのシーンはマジで感動しました。
あのシーンはいろいろ賛否両論あるみたいですが、なきゃダメでしょう、やっぱ。
そんでもって、席が2階席で遠かったもんで、普通にみてると顔まではっきり見えない中、レビューでみんな同じ格好をされるとホントにどれが誰だかわからなくなるのに、須賀っちだけは間違わずに見つけてしまえる自分に「愛」を確信しました。

ビバ、自分!


昔、テレビでヅカを見ていたころは、レビューってつまんねえと思ってたんだけども、実際に宝塚大劇場で初めて本物のレビューを見た時は、こんなに面白いものだったのかと思い直した記憶があります。
実際に羽根を背負ってあの大階段を下りてくることが、どれほどの憧れなのか、わからなくもない。
嘘でも夢でもいいからみんなの願いを叶えてあげてほしい、と観客に思わせたところであのシーンが来るから、価値があるのだと思います。

実のところ、私はあの大階段(実際は小階段程度の大きさだけども)が出てきたときには、思わず「やった!」と叫びそうになったよ。
思いのほか、ダンスシーンは長かったし。

切ないまんまで終わるところを、あのシーンのおかげで救われたよな。
見てるこちらの気持ちが。



さて、レビューの話ばっかしてますが、実際に見終わっての感想といえば、あれって脚本だけ読んでたら、さぞかし寂しい話だったろうな、ということ。
見てるときは爆笑の連続だったんだけどな。
だって、キャラクターが立ちすぎちゃって、もう誰かが出てくるだけでおかしいんだもん。

演出ってすごいな。

ただ宝塚の舞台に立ちたいと、非難や中傷にもめげず来る日も来る日も練習に明け暮れて、挙句の果てに夢破れて、残されたものは無駄にした青春か。
そんな切ないだけの話を、あんな面白おかしくしちゃうのか。
おかしいからこそ哀しいんだけど。

しかし見終わった後はすっきりさわやかでした。
ええもん見せてもろた、ってかんじ。



後はねえ、花緑さんがあんなに器用な人だとは知りませんでした。ピアノは弾くわ、歌もダンスも最初からそこそこ出来るレベルの役だったし。
アナタホントに落語家ですか。

それと吉野くんが思いのほか、変な人だった。二枚目の役なのに、出てくるたびに客席から失笑が漏れてるし。
それを、一緒に行ったMいちゃんに言ったら、吉野くんは元からそういう立ち位置の人だと言われてしまいました。うーん。



そして最後に。

須賀っちは今回も無駄に王子だった。

万歳。

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花組芝居 「かぶき座の怪人」

2007/04/11 02:21
舞台を見に行ってからすでに1週間が経過してるんですが。
最近どうも更新が遅れがちですね。すみません、すみません。

花組は今年で20周年を迎えるそうです。
そのうち半分くらいは私もお付き合いしています。
といっても、関西限定。東京のみでの公演は見てないんですが。


20年もやってると、毎回新作というわけにも行かなくて、今回の「かぶき座の怪人」も再演。実は前の公演も見てます。
ワタクシご贔屓の八代進一さんがタイトルロール。でも主役ではない(笑)

もっとも花組の場合、再演といっても脚本から演出から、かなりいじってあって、前に見ててもぜんぜん印象の違う舞台になってるんですが。ていうか、やっぱり再演の方が断然面白かったりする。


しかしながら。


なんか、今回八代さんの出番減ってない!?
タイトルロールの割りに本筋とはあんまり関係のない役なんだけどさ。
いや、劇中でも「私は怪人ではない」っていってるから、もしかしてタイトルロールですらないのかも!ガビン。

前のときは、普通の人には見えない(という設定)のをいいことに、舞台のすみっこでずーっとこそこそなんかやってたような印象があるんだけど。
今回はあんまりそういうお遊び的なものがなくて、そのかわり場面転換のところで、まるでテレビのアイキャッチのごとく意味もなく踊ってたよな〜。

ラストシーンもかわってるよね、これ。
前は確か、八重子さんは実は死んでました、ドーン。で終わってたと思うんだけど、今回はさらにその後八重子さんが真の怪人となって、息子の公演を見守る、となってた。
私的には前のやりきれなさの残るラストの方が好みだったかもしれない。


前回公演が2001年、しかもたった1回見ただけの割りに我ながらよく覚えてるなあ。


でも、天地座という劇場の舞台設定で、そこで公演している女優が主役。
劇中にさらに劇中劇があるという複雑な構造。
一見するとわかりにくそうな話を、混乱することなく見せてくれるのはやっぱりすごい。



20周年記念、の企画なのかどうなのか知りませんが、今回は舞台前に役者さんが3人出てらしてトークショーがありました。
でもなぜだか開場が押してて、時間になっても中に入れずロビーで待っていると、突然嶋倉さんたちが現れて押してるのを謝って回ってたのには驚いた。
さらに、花組では場内アナウンスを役者さんたちがやってて、いっつもくっだらないおしゃべり付(笑)なんで、これも聞き逃せないところなんだけど、今回はなんと座長の加納さんが自らやってらっしゃる!
いやあん、ステキー!

あの人が好き、この人が好き、とかいったところで、やはり座長は格別でございます。


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恋の骨折り損

2007/04/11 02:18
画像

ぼやぼやしてたらメチャクチャアップが遅くなったけど、3/21に行ってきました、埼玉日帰り観劇ツアー!
3万かけて行っただけの甲斐はあった!
面白かった〜。

蜷川といえば、大仰な舞台装置、重厚な芝居、というイメージがあったのだけど、今回はシンプルなセットにメインキャスト陣が若いせいもあって、元気で意外な演出にイメージをひっくり返された。
前から3列目という近さもあって、表情までよく見えたし。
それでなくともステージが低くてめちゃめちゃ客席に近い。ステージの前のところが階段状になってて、そこに座ったり寝転んだり。登場シーンのほとんどが袖からじゃなくて、客席からだったしね。

惜しむらくは、上手よりの席だったので芝居をしてる役者さんの背中を見つめるしかない状況が多々あったのと、あまりに近すぎて舞台全体が見渡せなかったこと。
ま、これは次のの大阪公演では席が一番後ろなんで、その時じっくり見させていただきます。
今度は遠いから、表情の細かいところまでは見れないけどな〜。


舞台はまず、客席通路から二手に分かれてキャストが全員登場。
私の席から近い方の通路からは王女組が。残念、須賀っち反対側〜。
し・か・しフランス王女役の姜くんがめちゃめちゃかわいい〜。デカいけどな!
その後に続く3人の侍女たち。その中に恐ろしく美しい人が。
月川くん!あれじゃ、須賀っちがあちこちで自慢するはずだ。
それから全員が舞台に上がって、ようやく須賀っち本人を確認。
てか、王子が一人混ざってるよ〜。
ホント黙って立ってりゃ文句なしに王子だな!

と、思ったのは私だけじゃなかったらしい。
http://blog.eplus.co.jp/shakespeare/



王としては完璧だけど恋する男としてはどっか弱腰でズルくて可愛らしいナヴァール王。
おそらく文より武が得意だろうロンガヴィル。
読書好きでもの静かな窪塚デュメイン。
頭がよく弁舌も達者だが、皮肉と毒舌がゴッチャになっててあまり人の気持ちを考えないごう慢さのあるビローン。(たぶん真の主人公)
この四人が三年間学問にいそしむために、女を近づけないと誓いをたてる。
もっともビローンはそんな無謀な誓いが守られるわけはないと思っている。おそらく後で誓いを破った友人を笑ってやろうと思っていたに違いない。
こういう他人と見ればからかいの種としか思ってないようなキャラクターはシェイクスピアの喜劇ではよく見かける気がするな。

そんな彼等が恋をしたのがフランス王女一行。
気位の高いフランス王女。頭はいいが笑い上戸のロザライン。クールビューティだが内面は優しいマライア。一番女の子らしい可愛らしさを持つソバカスのキャサリン。


須賀くんのことだけに限って言えば、舞台上でラップが始まったときは、順番的にこれは須賀っちにもまわってくるからどうしようと真剣に心配しちゃったとか、ロンガヴィルのキャラをちょっとおバカに作ってあるせいで、クールビューティのマライアよりキャサリンの方が性格的にお似合いだったかも、とか。

何をもってしてロンガヴィルがおバカかというと、女性陣が入れ替わって男性陣に見当違いの恋の告白をさせたことを王女たちが種明かしを始めたときに、他の3人はすぐに騙されたことに気づいたのに、ロンガヴィルだけが何が起こったのかわからなくてデュメインに聞くという芝居を舞台の端っこでやっていたのをしっかり見ていたからである。

後は髪の毛がだいぶ伸びてて、片側だけ編みこみしてたのがチョーかわいかった。


なにせ前もって予習をしていくのを忘れてたので、ストーリーを追うのと須賀っちを追いかけるのに必死で、すっごい忙しかったわ。
舞台も客席まで含めて全部使ってやってるから、いろんなとこ見なきゃいけないし。

須賀くんだけじゃなくて、出てくる人たちがホントにみんな素敵なので、どれも見たい、余さず見たい。
なんかもう言いたいことありすぎて書ききれないの。
とりあえずもう1回見られるから、今度は落ち着いて見るぜ。
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花組芝居「百鬼夜行抄2」

2006/09/22 15:21
17日の日曜日。行ってきました、花組千秋楽。
「2」ということで、再演ではなく前とは別のストーリー。キャストも一新。
原作は今市子「百鬼夜行抄」。少女マンガです。
それを女性のわかぎゑふの脚本で、男性ばかりの花組が演じる。
今回のハコは新神戸オリエンタル劇場。いつもよりちょっと遠いので、かなり時間の余裕を見て行動したら、開場5分前に到着。
珍しくも開場と同時に入ってさっさと席に着いたのですが、驚いたことに舞台にすでに人がいる。
小面の面に巫女装束で舞台幕前のど真ん中に正座。そしてこの人は開演までの30分間、微動だにせず座り続けたばかりか、幕が開くとすぐに踊り出したんだよ。
すげえぞ、役者魂。

キャストはこちらから。

開演前のアナウンスは普通劇場のウグイス嬢がやるものだけど、花組ではなぜだかいつも役者陣がやってます。しかも今回は、座長の加納幸和さんを含む長老組での掛け合い漫才。
ぎりぎりに入っちゃうと聞き逃してしまうこれを今回はじっくり堪能。笑わせてもらいました。
物語は開おじさんの話を中心に、三郎の話とか箱庭の話とか原作の話を何話か混ぜて展開。主役の律を演じるのは、この前正式座員になったばかりの美斉津くん(23歳)。なにせ高校生の役だから、若手がやるのは仕方ないかもしれないけど、ベテラン勢を向こうに回して出ずっぱりってのは大変だ。
影の主役・開おじさんは、漫画で読んでるときからよくわからない人だと思ってたけど、舞台で見るとなんとなく分かった気がした。わかぎさんの解釈かも知れんが。
そして前回トンデモキャラになってた律の従姉妹・司ちゃんは今回は普通にかわいかった。
ちょっとあのノリを期待したんだけどね。
千秋楽だからなのか、それともいつもこうなのか、毎度楽日にしか見にいってないのでよくわからないけど、アドリブてんこもりの舞台。
花組の場合、あんまり内容の説明はやり様がないので、この辺にしておきますが、とにかく面白かった。
たまに難解でわかりにくーいのもあるんだけどね。やっぱり脚本が違うから?

で、この日は楽日ということで、カーテンコールのときに加納さんから役者紹介があったのだけれども。
加納さんは「珍しく現代劇でスカートはいたりとかして、気持ち悪いんだけれども」とかおっしゃってましたが、ちょうど私たちのまん前にいたおばさん役の横道さんとか嶋倉さんが近くで見ると結構美人だったので驚いた。
二度目のカーテンコールでは幕の隙間から、加納さんがぴょこんと飛び出してきて、これがまた超かわいい。いいおじさんなんですが。
来年がちょうど旗揚げ20周年なんで、その告知と、それから旗揚げ当時の話とか、なんで男ばっかになったのかなんてことをお話して、帰っていかれました。

一度見れば病み付きになる花組芝居の舞台。
気づけば通い始めて13年目。見れてないのもいっぱいあるけどねえ。
次回は「歌舞伎座の怪人」ということで、これも楽しみ。
特に八代さんが。
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舞台「夜叉ヶ池」

2006/04/14 00:22
とはいっても、別に見に行ったわけじゃございません。
2004年、秋に上演された三池崇史演出、長塚圭史脚色の「夜叉ヶ池」がビデオになっていまして、それをレンタルしてきただけです。

もともと「夜叉ヶ池」という作品は大好きなんです。
坂東玉三郎さんの美しすぎる映画とか、花組芝居のおもしろこわい舞台とか、それはそれはステキです。
それを小田井涼平くん(当時は涼平)の出演情報で三池監督の演出で舞台をやるというのを聞きまして。しかも出演者が、武田真治、田畑智子、松田龍平、松雪泰子とくれば、もう誰が何の役だか聞かなくてもわかる。絶対見ないと!と思ってたのですが、残念ながらチケットが取れませんでした。
出演者が豪華すぎるのも考え物。


「夜叉ヶ池」のストーリーをご存知ない方はコチラへどうぞ。


三池監督といえば、言わずと知れた映画監督。そんなにたくさんは見てませんが、今まで私が見た彼の映画はとってもすばらしいものばかりでした。
ただ正直、映像をやっている人が舞台をやる事に不安はありました。
ちょうど、これの少し前にある若手の映画監督が演出した舞台を見て、あまりのヒドさにショックを受けてたので。
なにがヒドかったって、まず舞台の広さを生かしきれてない。映像のように真中だけで、こそこそと芝居をされても困るんですよね。ちゃんと舞台の端から端まで使ってくれないと。それと、セリフを言っている以外の人たちに動きがない。
映像とちがって、後ろの人たちも全て観客からは見えてますからね。

三池監督はそれらの問題をクリアしてくれるのか。
まずはそれが最初の問題点でした。


結論から言うと、ビデオではあいにく舞台全体は見渡せないんだな、これが。
しかも結構アップで撮ってるところが多くって。
もうちょっと引きで撮って欲しかったな〜。
誰だよ、これ編集したの。(そこまでチェックしてない)


「夜叉ヶ池」といえば泉鏡花の戯曲。美しいセリフの数々も醍醐味なんですが。
脚色、長塚圭史というだけあって、セリフがわかりやすく噛み砕いてあるのはもちろんのこと、実におもしろおかしく仕立て直してありました。
三池監督も笑い所で笑わせるのはうまいし。
あの名セリフを聞けないのは残念だけど、こういうのもアリだな、と思わせる出来でした。
松雪さんの白雪姫、ちゃんとした鏡花のセリフで見るのを期待してたんですよね、ほんとは。
さぞかし気高く美しい白雪になるだろうと思ってたのに、実際はすっごく柄の悪いお姫さまでした。その分、力強く傲慢で、理不尽さに耐えられない潔癖さを現してました。


主演の4人、武田真治(萩原晃)、田畑智子(百合)、松田龍平(山沢学円)、松雪泰子(白雪姫)以外は、全員が妖怪と村人の二役なんですが、乳母と先代の鐘つき弥太兵衛役の丹波哲郎と、鯉七と学校の先生役の萩原聖人が、なんか製作側に気を使われてるんだなあというのが見え見えで、気になりました。

丹波さんは白雪姫が剣ヶ峰、千蛇ヶ池の若君のところへ行くと騒ぐシーンの長セリフのところで、台本持ったまま芝居してるし。涼平くんをうまく配置することで、きれいにフォローはしてましたけどね。

萩原さんにいたっては、原作にはありえないおいしい役になってました。鯉七は白雪に恋してるし、学校の先生の方は、結局晃達に味方して命は助かってる。


最初の晃と百合と学円のシーンから、ずっと笑いでつないであって、飽きさせない作りで非常におもしろかったのですが、欲を言えば、最後の白雪姫お渡りのシーンをもうちょっとド派手にやって欲しかったかな。
途中の白雪姫登場シーンの方が派手だったから。


実際に生で見ていたら、ここまで細かいニュアンスが観客席に届いていたかどうかは不明ですが。そこらへんが、やっぱり映像作家だな、と思わせるところ。
しかし、一見の価値はあります。
ただし、未読の方は先に原作を読まれることをお勧めします。


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